ホタテの貝殻を敷き詰めた「白い道」を歩く。
宗谷丘陵フットパスコースのゴール手前3kmにわたり広がる「白い道」。
この道の正体、実はホタテの貝殻なんです。
2011(平成23)年に当時の市職員を中心とした観光関係者のアイデアで誕生した「白い道」は
まるで海外に来たかのような日本離れした光景で、フォトジェニックな人気スポットとなっています。
産業廃棄物だったホタテの貝殻
日本最北に位置する稚内市。西は日本海、東はオホーツク海と2つの海に囲まれている本市は、
利尻昆布やホッケをはじめ、水産資源が豊富な街です。
なかでも稚内ブランドの一つに認定されている「宗谷のホタテ貝」は
市を代表する海の幸として市民はもちろん、国内外の観光客からも広く愛されています。
小ぶりながらも身がギュッと締まり、凝縮された旨みと甘みを持つ宗谷のホタテ。
一方で、その貝殻は使い道がなく、ずっと廃棄物として捨てられてきました。
環境保全の立場からも、それらをなんとか再利用できないかとずっと考えてきて、
試行錯誤の末に誕生したのが「白い道」。貝殻を細かく砕いて道に敷き詰めるアイデアでした。
日本最北に位置する稚内市。西は日本海、東はオホーツク海と2つの海に囲まれている本市は、利尻昆布やホッケをはじめ、水産資源が豊富な街です。なかでも稚内ブランドの一つに認定されている「宗谷のホタテ貝」は市を代表する海の幸として市民はもちろん、国内外の観光客からも広く愛されています。小ぶりながらも身がギュッと締まり、凝縮された旨みと甘みを持つ宗谷のホタテ。一方で、その貝殻は使い道がなく、ずっと廃棄物として捨てられてきました。環境保全の立場からも、それらをなんとか再利用できないかとずっと考えてきて、試行錯誤の末に誕生したのが「白い道」。貝殻を細かく砕いて道に敷き詰めるアイデアでした。
青・緑・白の三色が重なる絶景
眼前に広がる青い海と空、緑の牧草地、そして真っ白い道が織りなすコントラストは
「インスタ映えする」とSNSで話題となり、最近はテレビで紹介されることも増えてきました。
稚内の絶景スポットの一つ、宗谷丘陵にある「白い道」は、
道中に57基の風車が並ぶ宗谷岬ウインドファームなどの見どころも多く、
天気の良い日にはサハリンの島影や利尻富士を望むこともできます。
歩いてじっくり堪能するのはもちろん、車やバイクでも通行可能
(道幅が狭くなっていますので、歩行者や車両同士すれ違う際にはご注意願います)なので、
流れゆく景色を楽しむのもおすすめです。
眼前に広がる青い海と空、緑の牧草地、そして真っ白い道が織りなすコントラストは「インスタ映えする」とSNSで話題となり、最近はテレビで紹介されることも増えてきました。稚内の絶景スポットの一つ、宗谷丘陵にある「白い道」は、道中に57基の風車が並ぶ宗谷岬ウインドファームなどの見どころも多く、天気の良い日にはサハリンの島影や利尻富士を望むこともできます。歩いてじっくり堪能するのはもちろん、車やバイクでも通行可能(道幅が狭くなっていますので、歩行者や車両同士すれ違う際にはご注意願います)なので、流れゆく景色を楽しむのもおすすめです。
観光と環境、両方の向上を実現
美しいだけでなく、貝殻を廃棄物として処理せずに済むようになったことで環境への悪影響を軽減。
さらに砂利道から貝殻の道に変わったことで、踏み心地がフワッと柔らかくなり、
フットパスコースとしての魅力も増しました。
他にも貝殻に含まれる塩分のおかげで、雑草の繁殖を抑えられるようになったともいわれています。
ただ捨てられるだけだった貝殻が、斬新な発想とサスティナブルな視点で、
自然環境に優しい絶景に生まれ変わった「白い道」。
その幻想的な光景を、ぜひ見に来てください。
美しいだけでなく、貝殻を廃棄物として処理せずに済むようになったことで環境への悪影響を軽減。さらに砂利道から貝殻の道に変わったことで、踏み心地がフワッと柔らかくなり、フットパスコースとしての魅力も増しました。他にも貝殻に含まれる塩分のおかげで、雑草の繁殖を抑えられるようになったともいわれています。ただ捨てられるだけだった貝殻が、斬新な発想とサスティナブルな視点で、自然環境に優しい絶景に生まれ変わった「白い道」。その幻想的な光景を、ぜひ見に来てください。
※11月ごろから5月上旬まで通行できません
※11月ごろから5月上旬まで通行できません
- 最北の白い道
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- JR稚内駅からクルマで約1時間
- JR稚内駅からバス(天北宗谷岬線)で約40分「宗谷」下車、歩いて5分
- 稚内空港からクルマで約20分
- 宗谷岬からクルマで約10分
- 詳しいアクセス方法はこちら